Lyric

君と歩いた　駅前のカフェ

今も同じ席に　誰かが座ってた

笑いながら飲んでた　あのコーヒーの味

一口すするたび　胸が苦しくなる

ハンバーグに卵焼き　君の笑顔が浮かぶ

なんでもない日々が　今は宝物

こんなことなら　こんなに好きにならなきゃよかった

どこにいても　君を思い出す

景色も　匂いも　笑い声さえ

全部が君を連れてくる

何もできないよ　思い出が止まらない

君が好きだった　あの映画のセリフ

ふとテレビで流れた瞬間　涙こぼれた

何気なく過ぎてた　時間のすべてが

今では痛いほど　愛しく思える

君の「おはよう」も　寝ぐせだらけの顔も

もう戻らないって　頭じゃわかってるのに

あの日に戻れたら　なんて意味もないのに

心が勝手に　君を探してる

ひとりの部屋に　響く静けさ

全部が君を呼んでいる

何もしないほど　君があふれてく

会えない時間が　優しすぎて

思い出だけが　今もそばにいる

こんなことなら　君を知らないままでよかった

でもそれでも　君を愛してた

涙が出るよ　止まらないよ

忘れられないよ　忘れたくないよ

君のすべてが　まだここにいる