歌詞

どうどう囃す宵の風

光る都　片時雨

貴男に会いに越えて行く

恋の京見峠

きっと嘘でしょう

わたし信じているわ

貴男、今もまだ

変わらず寡夫の身上

きっと嘘でしょう

みんな私に言うわ

貴男　軽薄い男（ひと）　悪い男

どうどう囃す宵の風

光る都　片時雨

貴男に会いに越えて行く

恋の京見峠

わたし知っているわ

甘い夢の終わり

けれど恋なんて

元から愚かなもの

今日は雨だもの

家に居るのでしょう

いつもはあの飲み屋

そこだけど

杳かに想う渡月橋

未だ理想の金閣寺

貴男を信じて越えて行く

闇の京見峠

どうどう囃す宵の風

揺れる心　横時雨

地獄の底へ連れ立って

愛の逃避行へ……

きっと嘘でしょう

わたし信じているわ

貴男、今もまだ

変わらず寡夫の身上

それが嘘ならば

涙乾かす業火

一緒に飛び込んで

アノ世ヘ逝キマセウ

どうどう囃す宵の風

光る都　片時雨

貴男に会いに越えて行く

恋の京見峠

どうどう囃す宵の風

今は二人　小夜時雨

貴男の元へ駆けていく

恋の平安京市井