歌詞

部屋の鍵を返す夜 背中越しの「さよなら」

見た目だけの優しさに 何度ごまかされてた？

束縛と無関心 その矛盾が日常で

笑えないセリフばっか 愛の形にしてた

呼び出す理由は いつも「ちょっと話したい」

なのに期待してるのは 手料理と「昔みたい」

“誰でもない私”を 大事にしたいだけなのに

あなたの世界には 私がいなかった

もう...遅いよ その後悔

もう...遅いよ 急に泣かれても

「今も好きだ」って言うけど

私は好きじゃない

もう...遅いよ 戻れない

もう...遅いよ 全部気づいてた

勝手に消えた心の居場所

あなたじゃ もう埋まらない

あの夜ふと見た景色 窓の向こうの街灯

ひとりでも平気だって やっと思えた解放

思い出はただの傷 でも触れたらまだ痛い

それでも進むんだって 自分に言い聞かせた

あなたがいた時間 消えてくれなくても

もう名前呼ばれても 何も響かないよ

隣にいる誰かが 私を抱きしめるたび

ちゃんと幸せになれって 心が言うんだ

もう...遅いよ そのセリフも

もう...遅いよ 悔やむ仕草も

振り返ったってそこに

私は戻らない

もう...遅いよ 優しさも

もう...遅いよ 嘘も本当も

全部まとめて置いてきた

鍵と一緒に さよなら

“あの頃の私”が ずっと泣いてたけど

今は背中押してくれるよ

あなたといた意味を

無駄にしないって笑えるように

もう...遅いよ でもありがとう

もう...遅いよ ほんとの最後

私を苦しめた日々も

私を強くしたから

もう...遅いよ 声届かない

もう...遅いよ 終わったみたい

でも今なら言えるかもね

「今、すごく幸せだよ」