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歌詞

Metaverse

MASLA-O

吸い殻があふれそうな灰皿

また火をつけて、くわえる煙草

もう出なきゃ、動きたいのに

一人でジョーク 暗いアイロニー

どっか遠い国のことわざかなんかで

床屋での一日の幸せ

くだらない

おれはいかんせん

そんなもんじゃもう満たされない体

床屋出ると雨が降ってきた

まだ小雨 飛んでった三千円

あぁマネー

すれ違った幸せ 動く横目

心の中で舌打ち

チッさな島国

作り物の古都

ここは日本、京都

Metaverse Metaverse Metaverse

Metaverse Metaverse Metaverse

逃げ込むMetaverse

そこではめでたく

意識停止 踊る音と精神

Metaverse Metaverse Metaverse

Metaverse Metaverse Metaverse

逃げ込むMetaverse

そこではめでたく

意識停止 踊る音と精神

猟奇的な病気

気が違いそうで 痛いよ

君はOCD

誇れるもの? ないよ特に

目を覚ます やんだ雨とこの心

強く打ちつけられ砕けた雨は溝の底

艶めくコンクリート 笑う太陽

幸福とかけ離れた おれの形而上学

耳をすまさなくても 聞こえる鳥たちの声

どれだけ騒いだって届かないおれの声

死を願って、涙流してるのはなぜ?

足りないのは優しさ?

それとも金?

暗い部屋の隅っこから今は別の世界

全て思い通り

ここはMetaverse

Metaverse Metaverse Metaverse

Metaverse Metaverse Metaverse

逃げ込むMetaverse

そこではめでたく

意識停止 踊る音と精神

Metaverse Metaverse Metaverse

Metaverse Metaverse Metaverse

Metaverse Metaverse Metaverse

  • 作詞者

    MASLA-O

  • 作曲者

    Marcus D

  • プロデューサー

    Marcus D

  • ラップ

    MASLA-O

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アーティスト情報

  • MASLA-O

    大阪府豊中市出身。 HIPHOPシーンには似合わない、「普通のちょっと上」の家庭に生まれる。 2019年、実家のクローゼットで音楽活動を開始。 同時期に発病した精神疾患による、うつ状態と抗うつ剤の投与で生活が一変。ベッドから起き上がることもできない日々の中、ただ死を見つめ続け、「普通」でなくなってしまった自分を卑下しつつも、その自分を特別視してしまう矛盾。 2021年に京都に移り住み、本格的なライブ活動、そしてSingleを発表。 その3年後に発表した1st EP『ジェイボーイ』では日本という国に対する疑心と彼の日本主義的思想がよく見てとれる。 2025年、上京する直前に発表した1st Album『NEW TOWN』では、それまでの22年間の人生を「川のこちら側と向こう側」、「生と死」、そして「正常と非常」といった二項対立で描いた。 よくあるHIPHOPのフレックスとは違い、負の方向に重きを置き、人生を模索する彼のルールはリリックに表れている。 自身の生活と一体化した叙情的で陰鬱なリリックと、弱さをそのまま曝け出すスタイル、荒削りなライムで、人の生と死という大きなトピックを書き残し続けている。

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