

皆よってたかり、おれをいじめて
もう、打ちのめされそう
他人は全て敵で
分かってくれないよ
当たり前っちゃ当たり前
結局自分で他は頭にない
でも何故かおれを何故か
愛してくれた人がいて
仲の良い人がいて
分からない、もうだめだ
あと一つ何か絶望をくれ
ホントに、ホントに死んでしまうくらいのね
時に泣いて、時間がまた癒す
文字を書いて、もうすぐで朝になる
こんなクサい歌詞はキライだけどさ
なんかスラスラ湧いてでてきたんだ
何かに縋りたい夜
ほつれていく感情を拾う
信頼で君を
塗りつぶしていたことに気づく
また歳を重ねる
昼に起きて、煙草一本喫む
さっきまで夜だったのに、もう
ずっと孤独で泣いている
たしかに君は天使のようだった
静かに目の前から消えてしまう
いなくなった後、傷は癒えてしまう
負けてない、誰にも負けてなんかいない
これは他人全てへのアンサーさ
殺してやりたいくらいだけどアンタらは
でも、自分殺すのも許してくれないこの世は
ただ冷たい目を向けるだけで
あぁ、おさらばさ
何の意味もないんだろ?
おれもお前も
部屋のどこ探しても
見つからないよ
だから何も持たずに、生きる
そう決めた、21のある夜
何かに縋りたい夜
ほつれていく感情を拾う
信頼で君を
塗りつぶしていたことに気づく
また歳を重ねる
- 作詞者
MASLA-O, 光鼓
- 作曲者
Dan Darmawan
- プロデューサー
Dan Darmawan
- ボーカル
光鼓
- ラップ
MASLA-O

MASLA-O の“ほつれ (feat. 光鼓)”を
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ストリーミング / ダウンロード
- 1
Intro -ある駅にて-
MASLA-O
- 2
Metaverse
MASLA-O
- 3
対岸の雨
MASLA-O
- 4
自転車操業
MASLA-O
- 5
Interlude -踏切-
MASLA-O
- 6
灰と蝶々
MASLA-O
- 7
蛙
MASLA-O
- ⚫︎
ほつれ (feat. 光鼓)
MASLA-O
- 9
17から今 (Recorded in 2022)
MASLA-O
- 10
OLD TOWN
MASLA-O
アーティスト情報
MASLA-O
大阪府豊中市出身。 HIPHOPシーンには似合わない、「普通のちょっと上」の家庭に生まれる。 2019年、実家のクローゼットで音楽活動を開始。 同時期に発病した精神疾患による、うつ状態と抗うつ剤の投与で生活が一変。ベッドから起き上がることもできない日々の中、ただ死を見つめ続け、「普通」でなくなってしまった自分を卑下しつつも、その自分を特別視してしまう矛盾。 2021年に京都に移り住み、本格的なライブ活動、そしてSingleを発表。 その3年後に発表した1st EP『ジェイボーイ』では日本という国に対する疑心と彼の日本主義的思想がよく見てとれる。 2025年、上京する直前に発表した1st Album『NEW TOWN』では、それまでの22年間の人生を「川のこちら側と向こう側」、「生と死」、そして「正常と非常」といった二項対立で描いた。 よくあるHIPHOPのフレックスとは違い、負の方向に重きを置き、人生を模索する彼のルールはリリックに表れている。 自身の生活と一体化した叙情的で陰鬱なリリックと、弱さをそのまま曝け出すスタイル、荒削りなライムで、人の生と死という大きなトピックを書き残し続けている。
MASLA-Oの他のリリース
光鼓



