歌詞

曖昧な夜にマーカー引く

三日月の皮をスルリと剥く

憂鬱すら調味料にして

ビートに乗せて醤油でgrace

灰皿の横で思考が寝返り

エスプレッソよりも苦いdecay

意味に迷うより　意味を削ぐ

ハイハットの間で目を閉じる

誰かの正解、ここではズレる

信号待ちの独白が染みる

この街のメロウは不規則な数式

答えを出すより浮かんでいたい

息継ぎの場所すら不明なフレーズ

ズレたままでも today is jazz

正解なんて待ってらんない

クラクションさえもリズム隊

夢の中でリモコン失くす

それくらいの事件で崩れるtruth

チルい顔して煩悩抱え

バスドラが今日も胸を叩く

擦り切れた辞書から選ぶrhyme

退屈にだってスウィングはある

モノローグが風にほどけてく

答えは要らない、ただ韻で呼吸

すれ違った名前も知らない猫

ラップより鋭い爪とtail

都会の窓は全部仮面

それでも響け、音だけ真円

息継ぎの場所すら不明なフレーズ

ズレたままでも today is jazz

正解なんて待ってらんない

クラクションさえもリズム隊

正直、詩ってより習性

夜になれば rhyme が疼く

三日月がまた光ってる

皮を剥くたび　少し楽になる

息継ぎの場所すら不明なフレーズ

ズレたままでも today is jazz

正解なんて待ってらんない

クラクションさえもリズム隊