歌詞

ねぇ 気付いてたよ 伝える強さ、弱さも無かった事

精一杯の「頑張れ」には強がりだけ隠してた

いつの間にか忘れた焦燥感も

君を思う僕にはかけがえなかったよ ずる賢くたってね

ふと見せる切ない泣き顔 すべてを解くような優しい笑顔さえ

今じゃもう上手く思い出せないから 口ずさむ唄の どこかに探してる

君に重ねた唄があって でもそれだけじゃ足りなくなって作ったよ

この唄がはじまりだった

季節繰り返す度 風の匂いを知って

枯れたと思った涙は その度あふれて やっと知った「愛してる」

どんなに走ってどこかに逃げたって 消せない些細な思い出もあったね

何度も描いた意味もない未来は 今日も君がいないこの場所で続いてる

もしもまた君に出逢えたらきっと心から伝えるよ

あの頃の想いより大事な事 君がいたから僕は今日も歌ってるよ

ありふれた言葉、想い、涙も笑顔もこの唄と胸の中にさようなら

吹き抜ける青空の下のどこかへ消えてしまった 少し傷跡残して

いつか僕も誰かの追い風になれますように 君が僕にとっての風だったように