Lyric

これはまだ魔法が　たしかでなかったときの話

ぼくがまだきみと　出会っていないとき

ぼくじゃなかった

好き嫌いの声なんて　あと付けの感情さんで

愛や武勇の外側　戯れている　矛盾の友だち

きみと二人で　話す言葉

それはまるで魔法のように　ぼくを照らしている

すべてわかるよ　そんな理想言えないけど

満月が夜空にかがよう日ぐらい　安心してもいいかな

これはまだ涙が　かわいてなかったときの話

ぼくがまだきみの　こころのこえに気付けなかった

恋のパズル解くなんて　器用さは案の定なくて

永遠以来託す答え　探し続ける　scalenautたち

魔法なくたって　作る笑顔

強がりだけ上出来さ　「なにも心配いらない」と

二人の嘘は　自分本位で気分相違な魔法陣だ

迷った流れ星をみて　願うだけじゃないだろう

空回り走る恋愛　器用さは案の定ないんだ

でも、純粋なシャクナゲが

いつもどんなに　救ってくれるか

ぼくが一人で　歩いてきた道の上に

その笑い声が　音を飾っている

きみの名前をみつけるまで　この世界に

勇気なんてものは　一欠片さえも輝きはしなかったんだ

きみという魔法は　生きてきた意味

教えて響き渡るほどに　ぼくを照らしている

花の魔法が　消えないようにぼくも唄い

照らす太陽　届けることができるよう

いま宇宙に飛び、駆けてゆく

これはもう魔法だ