

時計の針が 音を立てるたび
今日もまた 追いかけられているみたい
気づけばため息 溜まるメッセージ
誰かの優しさにも気づけないまま
イライラして ふと目をやれば
きみがじっと こっちを見てた
何も言わずに ただそこに居てくれる
胸の奥が ほどけていくんだ
当たり前だと思ってた景色に
こんなにも救われていたなんて
おかえり の瞳が教えてくれる
立ち止まっても いいんだよって
忙しさに隠れていた 本当の気持ち
ぎゅっと抱きしめて 忘れないように
きみと過ごす 何気ない時間が
心の奥で 光になってく
待宵の空に そっと願うのは
明日もまた 笑い合えること
丸くなるきみの背中に触れて
やっと今日を 愛せた気がした
あの日すれ違っていた気持ちも
今なら少しだけ 優しくなれる
急がなくても 間に合うことを
きみが静かに 教えてくれた
満ちてゆく月を見上げる夜
心もゆっくり 丸くなれたらいい
限りあるこの日々が 続いてゆくように
大切に 灯していこう
- 作詞者
SANDS.inc
- 作曲者
SANDS.inc
- プロデューサー
SANDS.inc
- グラフィックデザイン
SANDS.inc
- ボーカル
Tororo

Tororo の“待宵”を
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