Lyric

通り雨が降り出した、夏の空は灰色だ

祭囃子の溶け残る、雨の音が満ちてゆく

薄暗がり、黄い光が照らしだした道を歩く

伸びた影が消える前に帰ろう

帰ろうよ

テールライトは赤く染まる、家路につく人の群れ

祭りの後立ちすくむ、君の手を取り、歩きだす

子守唄の中で眠りたい、時の流れに浮かぶ揺り籠

僕はどこにいるのだろうか

振り向く夕間暮れ

ノスタルジー、あの風が吹いている

果てなき地平へと消えゆく今日に歌う

ララバイ、ララバイ、so goodbye

君の声で眠りたい

泡の様に弾け飛んだ

僕の世界のカケラを探した

日の当たらない海の底

あの日の僕が呼ぶ声、聞こえる

鈴なりの夢から、醒めないように

浮世に溺れた、そんな僕に歌うよ

ララバイ、ララバイ、so goodbye

君はもういない

ノスタルジー、あの風が吹いている

果てなき地平へと消えゆく今日に歌う

ララバイ、ララバイ、so goodbye

君の声で眠りたい