歌詞

迷える水平の今日を愛してみせたいのに

どんな形でもいい　飲み干してみたい

あなたの全部！

満たしたカフェインで眠れなくなるけど

ずっとあなたのことばかり

買い揃えたカップを買い替えても

同じ味がするんだ

嫌いになるのは　ねぇどうして

忘れてしまうんだこうして

冷めてしまう前に全部飲み干して涙も残さないで

食べきれない愛をくれたね　失う前に気づけたらね

あなたじゃなきゃ駄目な理由なんてないわ

それが解ったから

かき混ぜたのは私　「口にすれば同じ」

シンクに零したのはあなただった　「もういらないな」

いつも死んだ花を水で満たしている　ずっと私は後回し

買い揃えたカップの隠し場所がお互いの距離感だ

痛みになるのは　ねぇどうして

熱いまま喉元を過ぎて

冷めていても舌が全部記憶して嫌でも信じたくて

失うことに気づいてもね　失う前と変わらなくて

昼下がりに淹れてくれたカプチーノが

今も残っているから

痛みだけがぶり返して溢れていく

繰り返しても変われないまま癒えていく

ヒトだから

嫌いになるのは　ねぇどうして

忘れてしまうんだこうして

冷めてしまう前に全部飲み干して涙も残さないで

生きるだけで嫌いが増えて　流し込むたびに吐き出して

あなただけの日々は全部飲み干して笑顔も寄越さないで

ごちそうさまは言わないでね　さよならだけが人生だね

あなたじゃなきゃ駄目な理由なんてないわ

それが解ったから