歌詞

風に靡くスカートの速さで

静かに今日もただ日が沈む

とても優しいこの世の終わり

僕らだってさ　同じようにさよならだ

人の命は芽吹かなくなって

苔の生すまでビルは朽ちて

カフェのテラス席　あなたとただ二人

口を噤んだままだった

無人の都心　欲しいものはなんでも手に出来るのに

それでも心の隙間が満たされないみたいなんだ

あなたの聲がききたいだとか今更すぎるよな

店先のピアノも鳴らないから

風に靡くスカートの速さで

静かに今日もただ日が沈む

とても優しいこの世の終わり

僕らだってさ　同じようにさよならだ

ゴーストタウン　欲しいものは浴びるように食べたのに

あなたしかいないからあなたを信じれなくなるんだ

誰かの唄がききたいだとか口にできないけど

手の隙間から嘘が溢れてく

風に揺れる街路樹は枯れて

静かにそっと大地に還る

とても美しいこの世は終わり

手を握ってさ　晴れやかにさよならだ

(風に揺れるスカートの速さで)

(風に揺れる街路樹は枯れて)

風に靡くスカートの速さで

静かに今日もただ日が沈む

とても優しいこの世の終わり

僕らだってさ　同じようにさよならだ