歌詞

心臓に雨が降っているんだ

晴れの日も傘を手放せないから

賞味期限も消費期限も切れてしまった

砂糖菓子を頬張るような日々だ

季節柄仕方ないことだ

花咲く青に陰る　幸せは吐いて捨てるほどあった

優しさは痛みと一体だった

霞立つ春の病　溺れたらあなたの顔さえ忘れちまうよ

ねぇどうでもいいの

水槽の魚だったらいいな　知らないことも知らずに済んだかな

愛し方一つで全部滅茶苦茶になった

願うだけの純愛主義者に中指を

落ちてゆくだけの太陽が

久方の光射す　静心　秒速五センチだった

さよならは憂いの言い訳だった

空仰げば花曇り　変わりゆく

あなたの言葉も忘れちまうよ

ねぇどうでもいいの

これからどこへ行こうか

誰もいない海辺にでも行こうか　嗚呼

ひとり海の隣に立って　大袈裟な悩みは馬鹿だって

そう呟けたらよかった　そう呟けたらよかった

花咲く青に陰る　幸せは吐いて捨てるほどあった

優しさは痛みと一体だった

霞立つ春の病　溺れたらあなたの顔さえ忘れちまうよ

どうでもいい　どうでもいいの

久方の光射す　静心　秒速五センチだった

さよならは憂いの言い訳だった

心持ちは花に雨　変わらない

あなたを綺麗に忘れちまうよ

ねぇどうでもいいの