

夕焼け色に染まる河川敷
草履の音が静かに響く
少し緩んだ浴衣の袖を
風が優しく揺らしていた
腕時計の針に目をやり
まだ帰りたくないと笑った
あの日の空に浮かんでいたのは
言葉にならない願いだった
鈴虫たちの儚い歌声が
ゆっくりと夜が歩み寄る合図
蛍がひとつ またひとつ
闇から出ては溶けてゆく
あなたと過ごした夏の日は
腕時計の針と共に進んでいく
触れているのに触れられない
遠い思い出になっていても
腕時計が止まるそのトキまで
私はあの日を忘れない
堤防沿いを並んで歩き
何でもない話をしていた
未来なんて上手く見れてない
だけど、それだけで幸せだった
腕時計は今もあのままで
思い出のあとを残している
あなたとぶつかって出来た傷を
大事に 大事に 抱えている
鈴虫たちが音楽を奏でるたびに
季節は静かに 確かに 巡ってく
蛍がひとつ またひとつ
夜の彼方へ流れていった
あなたと過ごした夏の日は
色褪せることを知らない
もう戻れない時間だから
余計に愛しくなるんだね
蛍の光が消えるそのトキまで
私はあなたを想ってる
夜風が運ぶ懐かしい匂い
遠くで響く祭り囃子
誰かいたのかなと振り返り
心だけが足を止めていた
蛍がひとつ またひとつ
闇から出ては溶けてゆく
あなたと過ごした夏の日は
腕時計の針と共に進んでいく
触れているのに触れられない
遠い思い出になっていても
腕時計が止まるそのトキまで
私はあの日を忘れない
蛍が描く夜空のキャンパス
鈴虫の哀愁と郷愁の音色
あの日の笑顔が浮かんでくる
夏の記憶はあの日のまま
蛍が消えて鈴虫が静かになっても
思い出を背負った腕時計
部屋の片隅で今も輝いている
- Lyricist
Ya.Gi.Ta.Tu
- Composer
Ya.Gi.Ta.Tu
- Producer
Ya.Gi.Ta.Tu
- Songwriter
Ya.Gi.Ta.Tu
- Other Instruments
Ya.Gi.Ta.Tu

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Natu no kioku wo kakaeru udedokei
Ya.Gi.Ta.Tu
Artist Profile
Ya.Gi.Ta.Tu
A free-spirited creative individual. It is my sincere hope that my words and creations may, in some small way, be of service to others. As I am not particularly adept at offering direct assistance or placing myself in the public eye, I am deeply grateful to live in an age that allows me to contribute indirectly. I also extend my heartfelt gratitude to all those who have, in any form, engaged or connected with me. I humbly ask for your continued acquaintance and regard.
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