Lyric

何億もの太陽が輝いた靄

天の川はアーチを掲げ燻（くすぶ）る　無限のうねりの中

そしてまた変わりゆく

もうあの太陽の靄は見えなくて

生きている闇はただ流れて

無限の煌めきにその胸をときめかす

その輝きは心臓の様に

海火の色の鼓動で響いた

全ての光は絶えず流れて

震えて輝く糸のように無限の謎へ

そして私もまた閃光の様に光り

儚さと漂って永遠（とわ）の流れへと

私が見た光は

まるで思考のように色を変えてゆく

燃えるルビーの色に

時にはサファイア　そして炎のトパーズ

そこからまた翠玉（すいぎょく）色の焔（ほむら）へ

変わりゆく意味

知り得ないけれど

だけど全ての命は

赤く光り輝いて　その色を燃やす

それは崇高な至福の美で

言葉には出来ぬ程

掻き鳴らす紺碧と紫の旋律

それでも白い光は目には見えぬままで

そして私の耳に鳴り響いた声

白き光は天のもの

何十億もの　融けて混ざった

光　そしてその光に捧げるのだと

燃える色は　あなたのもの　それが価値と

ほんの一寸の　あなたの光

でもこの光は生きる　想いとなり

永遠（とわ）に輝く刹那に　そして　あなたは神と　世界を創る