歌詞

窮屈な檻の中で歌ってても

締め切った雨戸の外側には声は届かない

誰かが言ってた脇役なんだと

雨のひびく音が鼓動震わせてる

熱を求めてく

君に届くはずのない歌も

此処にいるから歌えるよ

雨上がるまで踊り続ける

僕等はずっとこの先も

灰色の世界に傘をささない僕は

催花雨の海におぼれてく

やまない雨にかき消されぬように

お願いこの声届いて

夢の主役も嫌われ悪役も

世界の裏では泣いていた

君もどこかで雨宿りしてるのなら

此処で一緒に濡れよう

あれは好きだとかそれは嫌だとか

簡単に言えたら傘なんていらないよ明日も隠れてく

正解も間違いも選択は僕自身

誰かが描いた道なんて捨てて

弱虫な自分も不器用な自分も

君がいるから強くなれた

壊れ続けた生きにくい世界で

偽りの仮面はがして

本物を隠して自分殺さないで

ぶつかり合わなきゃわからないから

転んだ跡もこんな息づまるのも

ここに生きてる証

正しい道だとか普通でいることが

自らの首を締め付ける

周りの声もうるさい雑音も

僕らの歌で壊して

冷めた世界に傘も持たない僕は

催花雨の海に溺れてく

その目の景色が、僕らの色に見えるなら

ここで一緒に濡れて