

卒業式 私は 笑顔で みんなを見つめながら
心の中では 静かに泣いていた
まぶたの裏に 三年前の姿がよみがえる
ぶかぶかの制服に身を包み
口にする言葉も どこか子どもっぽくて
ただ ただ微笑ましかった
身体の成長に心が追いつかず 葛藤した日々
やがて思春期を迎え
恋を夢見る年頃になっても
「好き」という気持ちすら
上手く言葉にできずにいた そんな彼らも
お互いの心をぶつけ合い
磨き合いながら 今日
立派に大人の入り口に立っている
人の心は 真っ白な画用紙のようなものだ
誰が どのクレヨンで どんな言葉を描き込むかで
その子の一生の価値観さえも決まってしまう
黒いクレヨンで引いた線を
いくら消しゴムでこすっても
薄黒い跡が残ってしまうように
心の傷は決して消えることがない
だからこそ私は
人を傷つける言葉は絶対に口にしないよう
心と心で対話することの大切さを教えてきた
彼らの画用紙には まだまだたくさんの白い余白がある
これから先 自分自身で様々なことを学び
豊かな色で 人生を描いていくのだろう
彼らもまた 私の心の画用紙に
あふれんばかりの 鮮やかな色を残してくれた
手で触れることはできなくても
目を閉じれば いつでもそこにある
私のかけがえのない宝物だ
ふいに・・涙がこぼれ落ちた
いくらこらえようとしても
もう おさえることができない
けれど 旅立ちを見送るこの涙は
どこまでも温かかった
桜の花びらが舞う中 旅立ち去ってゆく
後ろ姿に心をこめて 最後の言葉を贈る
「みんな 頑張れ」
そして 心からの「ありがとう」
- Lyricist
m.ku
- Composer
m.ku
- Producer
m.ku-2
- Guitar
m.ku

Listen to P.S. Where the Ark Is Headed: Graduation by m.ku
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P.S. Where the Ark Is Headed: Graduation
m.ku
The Ark's Destination-The Final Chapter
Having guided our students as they grew into sincere individuals, we held their graduation ceremony today...I was consciously thinking about the second chorus of The Ark's Destination, so the melody ended up sounding similar.



