歌詞

1時間に1本　待ち侘びた路線バス

待ち合わせはいつもの場所　駅前のコンビニ

制服とスクバとしわくちゃの切符

企んだ悪戯のいくつもを重ねて

駄菓子屋も潰れて　静かになった町には

噂話と暗いニュースばかりが残った

自販機の缶ジュース　2本合わせ始めよう

伸びた影　足跡　僕らの日常

一緒に話そうよ　たわいもないことでいい

お姫様が王子様をぶっ倒す話とかさ

ろくでもない今よりは異世界にでも行こうよ

誤魔化した毎日から逃げ出した僕ら

しょーもない話で繋いできた日々は

仄暗い不安でぼやけていくんだ

アイオライト　青春を眩した嘘と

満ちる海の上　銀の星たち

「誰かを傷つけること」

それで繋がれる命もあるって

教科書は正しいけど助けてくれなかった

君を傷つけたやつを殴るのが悪いことなんて

なんだそんな法は　正しさは

もううんざりなんだ！

淡い色の悲しみがコップの底で固まって

選び取った1つで君を失うかもしれないと

あの時、もしも知っていたら

君との未来を選んでただろうか

ねえ、一緒に話そうよ　たわいもないことでいい

怪物と人間がピクニックするとかさ

ろくでもない今よりは異世界にでも行こうよ

誤魔化した毎日から逃げ出した僕ら

しょーもない話で繋いできた日々は

仄暗い不安でぼやけていくんだ

アイオライト　青春を眩した嘘と

満ちる海の上　銀の星たち

擦り切れたビデオテープ　記憶を辿る深夜

君と僕は別の人で別の人生がある

だからこそ手を離したくなかったんだ

幼すぎた約束は音もなく崩れた

「もっと遊びに行けば」

「もっと一緒に過ごせたら」

戻れない日々だからきっと美しい

指先に灯したあの頃を頼りに

いつかまた、会えますように