歌詞

【イントロ】

あの花火消えるまでに 

素直な想いを届けてみせるよ

【1A】

もう　あきらめかけていたよキミのお誘い

こっそりと準備していた浴衣の出番がきたね

けど　楽しみと同時にちょっとだけ心配

内緒にしていた気持ちをうまく伝えられるかな

【1B】

あと少し距離縮めたら

覚悟を決めるから

その胸めがけ飛び込むよ受けとめて

【1C】

じっとしてても

爽やかな風は吹いてこないでしょう？

熱いだけの地面からつま先浮かせてみよう！

おもいきり跳ねあがれ

ココロもカラダも弾（はじ）けて

まるで栓を開けたばかりのサイダーみたい

スキがあふれだしそう

【2A】

もう待ちあわせたところまでは順調で

「似合っているよ」と褒められて

かなり上機嫌だった

けどまさか履き慣れていない下駄のせいで

足を痛めちゃって途中で引き返すことになった

【2B】

「ごめん」と謝る私に

「いーから」ってしゃがむキミ

「よければ駅まで背負うよ」

……急展開！

【2C】

ぴったり寄せて

ドキドキが伝わらないはずないじゃない！

熱いままの地面からつま先浮いてしまった！

人の波視線とか

気にならないふたりの世界

打ちあがり始めた花火の

空見ないでキミだけを感じていた

【D】

ひとことも話さないままで

駅に着いてお別れの時

「じゃあ、気をつけて」と告げたキミの

後ろ瞬（またた）く

今夜だけ咲き誇る

大輪の花どうか見守っていてよ

「キミのことが――」

【3C】

じっとしてても

爽やかな風は吹いてこないでしょう？

熱いだけの地面からつま先浮かせ抱きつく！

「まだ一緒にいてくれる？」

ココロもカラダも弾けそう

夜空が静かになるまでサイダー飲もう

スキがあふれだしそう