古里を越えのジャケット写真

歌詞

古里を越え

江本 貴明

この町で過ごした月日

巡る想い 胸に抱きしめ

あの風も 土の匂いも

僕を育ててくれた

広い地球のちっぽけな町

ここに生まれ生きるは何のため

海へと続く由良の流れのように

とめどなく歩いてゆこう

あんたがおるだけで笑顔滲む

溢れるほどの希望を背負って

ほんに それなら きばれや

だんない 帰っても だんない

この町と流れ行く時の中で

縁した愛しき人よ

あのじいちゃんも あのばあちゃんも

僕を叱ってくれた

広い宇宙のちっぽけな自分

今こうして這い上がる 君のため

夜空を舞い踊る 蛍のように

儚くとも生命光らせ

今宵浮かべる朧月さえも

足下照らす 細い畦道

はよう 立派に なって

もっかい 帰ってきて かまへんか?

~口笛~

広い心の尽きせぬ想い

ここで学び育てた師に誓う

胸に刻む

大空掴まん 長老山(ちょうろう)のように

遥か峰を 望み越えゆく

緑のさざめき せせらぎの音

夜風と共に 今この町をたつよ

海へと続く由良の流れのように

夜空見上げりゃ 蛍の河

あんたがおるだけで涙滲む

溢れるほどの勇気を胸に

ほんに それなら きばれや

だんない 帰っても だんない

はよう 立派に なって

もっかい 帰ってきて かまへん

ららら…

  • 作詞

    江本 貴明

  • 作曲

    江本 貴明

古里を越えのジャケット写真

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    古里を越え

    江本 貴明

生まれ育った古里、故郷である町が合併することで名前がなくなってしまうという時に、心のどこかに穴が空いたような寂しい気持ちを覚えました。
緑豊かなずっと変わらない風景、人、町を旅立つまでの回想と期待や不安、ずっとこの場所に居続けたい気持ちや離れないといけない葛藤を、あなたの応援で背中を押してくれた——帰れる場所がここにある感謝、
そんな気持ちを歌に込めました。

アーティスト情報

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