Lyric

夕暮れ時の通勤列車

溢れ出した人々

コーヒーとMacBookの

画面を見つめる私

あなたと同じ香水の

香りが漂った

あなたの胸の中に

帰りたいと願う

セクシャルな瞳を持つ

理想の大人にはなれなかった

程遠い理想と現実

空を見上げて苦笑いした

ねぇ、覚えてる?あなたと

過ごした二人の時間

繋いだ手離さないで

あなたの手の温もり

擦り切れるほど眺めた

あなたからのメッセージ

月が闇を照らす

黒いシャツのあなたと出会った

モノクロイラストのように美しくて

その目は官能的で

あなたが耳元で

囁く「好き」のワンフレーズ

なぜか涙がいっぱい溢れた

今も覚えてるあなたの苦笑い

ねぇ、覚えてる?あなたと

過ごした二人の時間

繋いだ手離さないで

あなたの手の温もり

そっと私を抱きしめて、

天国へ連れてって

日記帳のメモ

私の涙で滲んだインクの痕

何度も、何度も、あなたの名前を読んだ

真っ赤なネイルの指先が震える

ねぇ、覚えてる?あなたと

過ごした二人の時間

繋いだ手離さないで

あなたの後ろ姿

私を抱きしめたあなた

白い肌の温もり

時が経つほどに深まる、

あなたへの恋心。

今もどこかで探している、

置き去りの愛を拾って。

静寂な夜に浮かぶ月影

二人の時間を奪っていく。

そう、また朝になるんだから、、、、、。