In this womb
I spun and spun yarn
To get more than one string
More than one string to my bow
In this womb
You hold me on not
To drown in the ocean of strings
In the ocean of 5 strings
Your warmth spread through my body cold
Froze every bones
Can't stand up on my own
Now bind me so tight
To brace my spine till I look fine
And l deeply relieved to be twined
If I
Free me out
From your guard
Free me out
From your arms
Who broke my bow?
Who set my route?
Who took my last breath?
Who kept me from
This dark ocean of
Ocean of strings?
Passing time makes you come undone
But I pretend not to see it unwound
Stretching mesh let the sound of waves in
And it echoes in my ears loud
Something keeps breathing down
My neck to reveal who I am
Someone who has no wound
You know nothing’s here
I know nothing’s here
Pinch me when I fall into the dream
So I won’t go out of the scheme
Hitch me with your string even though it's just seam
Sew my lips not to scream
Tie me up, tie me up
Pull my strings, just tie me up
So I say I can't dive in ocean of strings
Tangled up, tangled up
Act like strongly tangled up
So I won’t notice I’m already
Drowning in the ocean of strings
- 作詞
WasaVi
- 作曲
WasaVi
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Ocean of Strings
WasaVi
『自由を選択しなかった人に贈る作品』
聖歌隊の暖かな歌声で幕を開ける本作は、どこか物悲しくも耽美な世界を見せるニューエイジミュージック。
タイトルにも冠されている「Strings」という言葉が示す通り、弦楽器や糸を使う楽器で本曲は構成されている。
WasaViの作品において特筆すべきは音を使った情景描写である。
チェロがメインを務める序盤のセクションでは、弦楽器の音が聞く人を暖かく包み込む。
子宮の中、つまり母なるものに守られているようなぬくもりが感じられる。
次のセクションでは弦を弾く音により、幼少期のあどけなさや好奇心が演出される。
そして曲が進むにつれて、荒れ狂う海の如く激しさを増していき、
荒波に飲まれたかのような錯覚に聞いている人を落とし込む。
本作は冒頭にもある通り『自由』をテーマに執筆されている。
自由であることは幸せなのか。
人はみな、なりたい姿を追い求めなければならないのだろうか
「自由」という希望あふれる言葉に潜む苦しみを、ありのまま描いた歌詞も必聴である。
楽曲紹介の結びとして、WasaVi自身の言葉を引用する。
この世の中には自由を選択しなかった人を認める言葉があまりにもない。
やりたいことを諦めさせてあげる言葉が、あまりにもない。
僕達はもう悩み疲れたのに、もう歩けないのに、まだ戦い続けることを求められる。
もう、自由から解き放たれたいのに。
楽になりたいのに。
なりたい自分なんて忘れたいのに。
アーティスト情報
WasaVi
鮮烈なテーマ性と情景描写で退廃的な幻想世界へと誘うアーティスト、WasaVi。 彼の作品は、多様な音色を使い分けながら紡がれる鮮やかな物語と、CHANTをルーツとする独特のボーカルスタイルで、苦しみや葛藤をありのままに描き出す。 3歳からエレクトーン、6歳から作曲を始め、学生時代はSax、声楽、三味線など多様な楽器・音楽に親しむ。また、Ballroom MCとして日本最多の出演数を誇り、2022年にはイエガーマイスターがアジアで初めて手がけるクラブイベントNight EmbassyにてMCを担当。2020-23年には世界初のプロダンスリーグ「D. LEAGUE」におけるチーム「Benefit one MONOLIZ」の楽曲プロデューサーを務めた。 「過去の自分を救いたい」。WasaViの楽曲のリスナーは、過去のWasaVi自身であるという。理想と現実、本音と建前、その狭間で揺れ動いてきた彼自身、そして今まさに苦しむ人へ寄り添うよう、艶やかな幻想世界を紡ぎ続ける。 オーケストラサウンドやエスニックサウンドを織り交ぜた生々しくも神秘的な音色で表現される退廃的な世界は、明るく前向きな世界に息苦しさを感じる人々の安息の地と言える。