A Fusion Of Two Hemispheresのジャケット写真

歌詞

fatal hazard protocols

sphere

Emergency

I feel so alone

Emergency

It's fatal hazard

Can you stay sane?

Run away, too confused

And it brings death

Lapse into dyspnea

Emergency

Feed me your sound

To become tense

It keeps me sane

I feel so alone

But we're all the same

This (Is) end of the world

Run away, too confused

What do you want?

We will see miracles happen

All to no avail

It's a beautiful world

Your sound heal us calmly

We are now in dawning new era

  • 作詞

    Shoko Inoue

  • 作曲

    五味誠

  • プロデューサー

    五味誠

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2011年リリースの3rdアルバム「syvyys」以来、11年ぶりのリリースとなる4thアルバム。五味誠の重厚で高揚感溢れるファズギターによって緻密に構築されたウォール・オブ・サウンドとノスタルジックなピアノの旋律が織りなす音世界の中で新ボーカルShoko Inoueのイノセントなウィスパーボイスが儚く語り紡ぐ。積乱雲の中を突き抜けて晴れ渡った空が目の前に広がったかのような情景が浮かぶ「phantásien」のイントロから始まり、畳み掛けるようにドライブ感の加速する「the starry night」、突如として時空を切り裂く警鐘のように鳴り響くトレブリーなフィードバックから始まる「only time will tell…」と冒頭から没入感の高い流れでsphereの新たな世界観へと引き込んでいく。激しく移ろう不安定な大気のように変化を繰り返す静寂と轟音、疾走感と喪失感が産み出す幾多の心象風景に入り混じる憧憬と郷愁に似た切なさ。時に不安をあおり時に希望を与え、光と自由を求めて世界の美しさに希望を抱きながら本能的に終焉を感じ続け、やがて祈るように眠りにつく。少女の抱えるアンビバレントな深層心理を旅するような珠玉の10曲に仕上がっている。80年代、90年代を感じさせるオルタナティブ/シューゲイザー/プログレッシブに傾倒した前作までのアプローチを踏襲しながらも、独自のリリカルなサウンドスケープはよりソリッドに洗練され、深みを増した。懐かしさと新しさの混在する本作品により、シューゲイザーシーンに新たな金字塔を打ち立てたシューゲイザーファン必聴のアルバム。

アーティスト情報

  • sphere

    2007年、ギタリスト五味誠を中心に結成、2011年、3rdのアルバムを発売以降活動を休止していたが、2022年、Shoko Inoueを新ボーカリストに迎え11年ぶりに4th album発売と共に活動を再開した。 繊細さと高揚感を併せ持つギターで埋め尽くされたシューゲイザーサウンドをベースにプログレッシブなリズムアプローチと北欧エレクトロニカを感じさせるノスタルジックなピアノの旋律を絡め緻密に計算された音像にイノセントなShokoのウィスパーボイスが折り重なり、リリカルなサウンドスケープを構築している。

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