千年の旅人のジャケット写真

歌詞

千年の旅人

yato

愛を繋げば、幾千の痕

暮れし陽も向かったとて影縫う

夢の中で見た藍の空

舞い散る花の先を知り

遥か遠点を仰げよ

千年前のご先祖様、ワタシがいるってことは生きてたんでしょう?

千年後にだって、月は変わらずにございますよ

ご安心ください

いつの世だって盛者は必衰

祇園精舎の鐘が鳴り

目眩しに川の流れの句でも詠んで差し上げよう

千年前だったとしても、眠れない夜があったのでしょうか

でも今より月がよく見えたはず

果てしない星を携えて

愛を紡げば、散りえんのだと、

不可思議たる世の常でさえも

去るはおよそ幽玄の舞、霹靂に備えよ

足りえぬならば、それしきのこと

月の光をば、いとあやしく

終わりはされどあっけない

花に舞い戻る術を知り、鳥は葉隠れ時

儚いものは美しい、去らねばならぬときに去ることよ

そこに恐ろしさも帯同し、表裏一体の体を成す

あるいは、未来を案じようか

千年後にも月はあるのだろうか

その月を観る者がいなくならなければ良いけれど

キミの詩(うた)、まるで真水みたい

そのままじゃ、飲めそうにもない

千年後の今だって原因不明

愛を繋げば、幾千の痕

暮れし陽も向かったとて影縫う

夢の中で見た藍の空

舞い散る花の先を知り

遥か遠点を仰げよ

  • 作詞者

    yato

  • 作曲者

    yato

  • プロデューサー

    yato

  • キーボード

    yato

  • シンセサイザー

    yato

千年の旅人のジャケット写真

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