

寂れたアーケードに
夢の残骸を埋めて
街灯が火花散らしている
週末アルコールジャンキー
血眼に映った影
鈍い音が響き渡っている
時計仕掛けの歪んだ罠だって
閉ざされた扉の向こうで
まだ見ぬ明日が銃を構えてても
蹴り飛ばしてボロボロのブーツで
昨日の自分を笑うために
雑踏が耳障りで
片眼のピエロのアイツは
とっくにもう痺れ切らしている
そんな中で紅茶を飲み
彼女はニヤリと笑って
世界が終わるのを待っていた
焼き付けていたその横顔に
掛ける言葉さえ見つからぬまま
抱きしめて 何も言わなくていいから
そう残して彼女はまた笑った
過ぎてしまった事はもう忘れて
行くのでしょう?茨の道を
抱きしめて 何も言わなくていいから
そう残して彼女は眠りについた
閉ざされた扉の向こうへ
戻れなくても
蹴り飛ばしてボロボロのブーツで
昨日の自分を笑うために
- Lyricist
Tomoya Takemoto
- Composer
Tomoya Takemoto

Listen to Music Box of Oblivion by Brave Back
Streaming / Download
- 1
Madoromi
Brave Back
- 2
Venus
Brave Back
- 3
Bullshit Rock'n Roll Star
Brave Back
- ⚫︎
Music Box of Oblivion
Brave Back
- 5
Pentas
Brave Back
- 6
Seabed
Brave Back
2023年9月、Dr.トミタ ショウリの肝臓癌による活動休止から1年、衰える事なく更に成長と進化を遂げて戻ってきたBrave Back。
活動再開と同時にリリースが発表された「REIMEI-黎明-」
静と動をテーマとした今までに無いニュアンスを音に加え、人として生きる上で誰もが抱える業を歌う「微睡」から始まる今作。2曲目の「Venus」では影響を受けた90年代のロックを基調とした、自分達の収まらない熱や葛藤を時代を超え現代へ向けて綴る。活動休止直前にリリースされたシングル「Pentas」を含めた6曲でのミニアルバムとなっている。
今作品のタイトルになっている「黎明」という言葉には“大きな出来事や変化が起きる前兆”という意味が含まれており、令和における貴重なロックバンドとして音楽シーンに新しい風を吹かすだろう。
Artist Profile
Brave Back
2011.BraveBack
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