Lyric

ときをたびする　ひとたちは

あるいたみちを　ふりかえり

じぶんのあしあと　たしかめる

あせのこんせき　さがすのです

わたしはたしかに　じぶんのあしで

ここまであるいて　きたようです

だけどわたしの　あしあとは

すこしちいさく　みえたのです

こころがすあしの　あしをはやして

かけずりまわって　いたのです

あせのこんせき　のこっています

むじゃきなこころが　のこしたもの

わたしがおとなに　なるための

たびはまだまだ　つづくのです

ときをたびする　ひとたちは

あるときふと　たちどまり

かぜのように　すぎるつきひに

おもわずてを　のばします

ひとはときを　たびしながら

あいせるひとを　さがすのです

ひとのであいは　かみひとえ

きにもとめずに　すぎることも

だけどすぎた　じかんはかえらない

これからであう　たいせつなひとに

わすれていた　こころをこめて

ほんとうのわたしを　つたえたい

わたしをおとなに　してくれる

ひとがひかりの　むこうにいるのなら

ありがとうって　いえるような

そんなであいを　えらびたい

わたしがおとなに　なるための

たびははてしなく　つづくのです