

信号が 青に変わるたび
言えない言葉が 胸を塞(ふさ)いでいく
ガラス越し ぼやけた君の横顔が
少しだけ 遠く感じられた
行き交う人の波 その足音に紛れ
僕の鼓動だけが 遅れて響く
「何でもない」 そんな顔をして
僕はまだ ここに立っている
伸ばしかけた手を そっと引き戻し
「優しさ」の正体を 探してみる
すべてを失ってまで 手に入れたい
ものじゃないんだと 言い聞かせながら
まだ 夜が壊れていないなら
嘘でもいいから 笑っていられる
朝が僕らを見つける その前に
せめて君の名前を 呼べたなら
まだ 夜が壊れていないなら
答えは今じゃなくても 構わない
街の灯りが 消えてしまうまで
どうかこのまま ここにいさせて
意味もなく 静かな画面を
何度も何度も 確かめている
「期待なんてしてない」 そんなふりをするほど
息をすることさえ 苦しくなる
改札へと消えていく 君の背中
呼び止める理由も 見つからないまま
同じ歩幅で 歩こうとすることが
いつからか 痛みに変わっていた
「正しさ」よりも 温もりを
選んでもいいと 言えるのなら
間違いさえも 今の僕には
抱えていける 気がするんだ
まだ 夜が壊れていないなら
迷いも全部 連れていける
言葉になれなかった 想いたちを
胸の中に そっと眠らせて
まだ 夜が壊れていないなら
終わりの場所を 決めなくていい
朝が来る その前に
せめて君の名前を 呼べたなら
ふたりの間に流れる 沈黙が
あまりに「答え」に 似すぎていたから
それを壊さないことが 守ることだと
信じ込んでいたんだ
まだ 夜が壊れていないなら
嘘をつきながらでも 隣にいさせて
何も言わなくていいから
同じ空を 見上げていよう
まだ 夜が壊れていないなら
これを「希望」と 呼んでもいいかな?
朝が来る その前に
せめて君の名前を 呼べたなら
君の名前を
信号が 青に変わるまで
僕はここに 残っているよ
- 作詞者
Kine Lune
- 作曲者
Kine Lune
- プロデューサー
Kine Lune
- ボーカル
Kine Lune

Kine Lune の“夜の壊し方”を
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ストリーミング / ダウンロード
- 1
可愛く壊して
Kine Lune
- 2
大丈夫の再確認
Kine Lune
- 3
朝を待たない僕ら
Kine Lune
- ⚫︎
夜の壊し方
Kine Lune
- 5
溶解する境界線
Kine Lune
アーティスト情報
Kine Lune
作詞、作曲を手掛けるアーティストプロデューサー ポップ&キャッチーなメロディー。言葉遊びで表現し、一聴しただけで思わず口ずさんでしまう歌で世代に圧倒的な支持を得ている。
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