いつだって等身大のあいつ
何人もの自分を上手に使い分けるあの人
自分自分と言いながら一番中途半端なところから足がすくんで動けない自分
羨望の眼差しを向ける
理由はわかっていても多分死ぬまで辿り着かない
カッコつけと背伸びならそんなに負ける気はしていない
金持ちも力持ちも羨ましいし尊敬もしてる
けど何より優しいのが一番だなんて自分の歴史を正当化し続けてきた
我慢の限界なんて誰だって経験することなのに
うまいこと切り替えることもできずに
相手の優しさに溺れるのはこれで何回目になるんだろう
ほとぼりが冷めたら少しだけ顔を上げられる
いつだってスタート地点だなんて意気込んではみるけど
自分でつけた足枷を外し忘れていることには気付かないまま
風景の変わらない足踏みを続ける
こうやって何年も前から同じような失敗を何度もなんども
ノートに並ぶ文字 吐き出す言葉
涙を流すタイミング 頭に浮かぶ表情、風景
どれもこれも大して変わらないなら前だけ見ていてもよさそうなのに
偽りの優しさとゴミのようなプライドが行く手を阻んで
すぐそこにあるはずのものがまだ見えない
少しだけ…
あの時求めた希望の光は振り返らずまぶたに映る
形を変えて具現化されたあの想いは
あの想いを自分自身で蹴飛ばしてしまわぬように
見失わないように
自分のことを自分が一番分かっちゃいない
モノにしたつもりでも憧れたあの人の猿芝居にすぎない
そんな自分に納得できるわけもなく
ヒトの長所を探すのだけはお手の物
周りの声も少なからずあったろうに
自分から飛び込んでおいて何が暗闇?
どうして息苦しい?
光も見えない深淵にはもう一度も行かせはしない
一度深く反省してもう二度と繰り返さなければいい
何度耳にしたことか
「お前が思うほど周りは気にしちゃいない」
少しお金がかかってもただ楽しいこと、くだらないことがしたい
自殺志願者にまでは手も頭も回らない
チャンスをこの手に
あの時求めた希望の光は振り返らずまぶたに映る
形を変えて具現化されたあの想いは
あの想いを自分自身で蹴飛ばしてしまわぬように
見失わないように
- 作詞
小島 陽
- 作曲
RiTTLEBOY
RiTTLEBOY の“深淵 『Abyssal』 (Cover)”を
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ストリーミング / ダウンロード
- 1
同じ空の下
RiTTLEBOY
- 2
今のわたし、先のあなた
RiTTLEBOY
- 3
Honest
Stranded
- 4
Candle
Stranded
- ⚫︎
深淵 『Abyssal』 (Cover)
RiTTLEBOY
- 6
No effort never walks『努力はいつまでも果たせないまま』 (Cover)
Stranded
RiTTLEBOYとStranded待望のスプリットアルバム
全6曲入りトラック5,6にはお互いのカバー曲を収録。
収録曲
1.同じ空の下
2.今のわたし、先のあなた
3.Honest
4.Candle
5.深淵(『Abyssal』coverd by RiTTLEBOY)
6.No effort never walks(『努力はいつまでも果たせないまま』coverd by Stranded)
アーティスト情報
RiTTLEBOY
2010年9月結成。地元である東京・町田を拠点に全国各地にて活動中。 カルチャーやシーンにとらわれる事のないHardcore sound、Vo.Akiraの等身大で偽りのない歌詞、Spoken ward、Shout、これらが混ざり合うことによって、初めて' Spoken Hardcore'という唯一無二の概念が確立する。 ライヴにおいて「パフォーマンス」とは形容し難いほどのステージングは他のバンドの追随を許さないものである。
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