ノンフィクションガールのジャケット写真

歌詞

殺風景に風が吹く

ノンフィクション

殺風景に風が吹く

夕暮れ 街は流血 思い出したように車が鳴る

俺は何もしてないが 強いて言うならそれを見ていた

烏が三回鳴いて こと切れたがらんどうを飛ぶ

俺は何もしてないが 強いて言うなら咳をした

続いていく 何もかもが

終わっていくはずなのに

そしてまた 何かあって 適当に救われたりしてる

ほら殺風景に風が吹いて

街と頬を軽く撫でた

呆れるほどに無愛想で 何かどうでもよくなって

このまま生きるのも悪くないと

何回だって思い知らされたら

翌日付けで風邪を引いて天井に悪態を付くのさ

そして気づいたんだ 良い気づきと悪い気づき

「落ち込んでも仕方ないな」と

「この気づき、何回目だっけ」

そしてまた何かあって 適当に落ち込んで 適当に救われて

何度だって今に至っている

続いていく 何もかもが 続いていく これからも

俺はまだ 何もしていない

強いて言うなら まだ生きてはいるだけ

ほら殺風景に風が吹いて

街と頬を軽く撫でた

呆れるほどに無関心で何かどうでもよくなって

このまま死ぬのも悪くないと

半笑いで格好つけたら

どうせまた風邪を引くし 早く帰って寝るとしようか

  • 作詞

    イイジタカヒロ

  • 作曲

    イイジタカヒロ

ノンフィクションガールのジャケット写真

ノンフィクション の“殺風景に風が吹く”を

音楽配信サービスで聴く

ストリーミング / ダウンロード

"