Lyric

赤くて下品な電車に乗って

生まれ育った場所は今過ぎたところ

女子高生も買っていた

カルピスで口が甘い 甘い 甘い

もう二度と帰らないよ

泣きながら電話も要らないよ

もう二度と届かないよ

電池残量ゼロパーセント

跨いだサドルが高すぎて

泣き腫れたまぶたが恥ずかしいだけ

女子高生を追い越して

揺れるスカートが黒い 黒い 黒い

もう二度と帰らないよ

寝過ごした罪も覚えておいて

もう二度と帰らないと

誓って間もない頃

いつまでも いつまでも

このまま隣にいれたらね

見つめたら ふやけていく

本当はさっき見た夢の話

まぶたの中の話

もう二度と見れない顔

いくら笑っても意味ないよ

もう二度と帰らないよ

その顔を忘れるよ

いつまでも いつまでも

このまま隣にいれたらね

見つめたら ふやけていく

本当はさっき見た夢の話

いつまでも いつまでも

その君の胸に触れたらね

気付いたら歪んでく

本当はさっき見た夢の話

涙の中の話

鍵をかけたままの部屋に一人

外から聞こえる電車の音

言われなくても分かっていた

あの音が嫌い 嫌い 嫌い