歌詞

好きになったら負けなんだ

[演奏]

青い夏と　はにかむ心の声は

いつも迷ううちに　見失ってしまっていたの

今日の心はまだ　落ち着きを知らないまま朝を迎えて

汗ばんでいる　決して冷やさないように

ねえ　かき氷と時計は

きっと1秒だって待ってくれないよ

言葉と　フレームを紡ぐだけ

それだけが　どうにもできなくて

弱気な恋は

願っている　ここに　打ち上がる夏の花火を

君に　君だけに伝えたい声だってかき消されるように

ああ　ずっと　変わらないままでいられたら

そんな　夢見てる　夏終わりの星空

[演奏]

好きになるとか　恋焦がれることだとか

僕には無縁なもんだと　とっくに忘れていたの

なのに心はまだ　言いたいことひとつもまとめられずに

繰り返してる　この日々がもどかしくて

ああ　なくしものはしたくない

だけど「このまま」なんていられるのかな

考えるより　動きたい

だけど　だけどって周り回ってしまう

ねえ　こんな気持ちに嘘を吐いて

今日の君の目を　明日の君を

見ていられないってはわかってる

ああ　溶けて　消えてしまいそうな心は

今日の　暑ささえ　追い越していくくらいに火照った恋の色

ああ　何回　知らないフリして隠してた

そんな　心はもう抑えきれやしないみたい

ただ　弱気で　臆病な僕でも

このままいたくはないよ

今はもう　今までの　友達のままの顔で

君の前にいられない

そうだ　今更気付いてしまったな

好きになったら　負けなんだ

[演奏]

願っている　ずっと　色褪せぬ夏の花火を

君に　君だけに伝えたい声だってかき消されるように

ああ　ずっと　変わらないままでいられたら

そんな　夢見てた　夏終わりの星空

ぽつり　つぶやいた　「君が好き」

[エンディング]