歌詞

一つでも　価値あるものがあったなら

一つでも　救えるものがあったかな

僕が捨てた僕が腐敗した　ゴミ捨て場にマッチを投げた

巻き上がった灰は　風に吹かれて消えた

先見えない　先見えない　果てもない　苦しみは

枯れ果てる　花のような　命の　軽さを知るだけ

ただ　色褪せる　情景に　夢を見た

少年は　灰になる　その罪を　誰も知らぬまま

[演奏]

一つでも　価値あるものがあったなら

一つでも　書き足す言葉があったかな

烙印を押された身体　隠す術などない醜さ

訳もない　道理もない　絶望に泣いている

先見えない　聞こえない　言葉も知らぬ少年は

哀れみを　疑いを　かけられた　所以も知らずに

ただ　色のない　鳥籠に　囚われた

少年は　灰になる　夢すらも　二度と見れぬように

[演奏]

失望失望　烙印の根拠

希望絶望　群衆の暴挙

昨日見た　光は今日消えた

先見えない　先見えない　果てもない　苦しみは

差し伸べる　その手さえ　見間違い　触れないように

ただ　色褪せる　情景に　夢を見た

少年は　灰になる　その声を　誰も聞かぬまま

[エンディング]