Lyric

Xmas Eve

世界中の子供たちに

サンタクロースから

夢と希望の詰まった

プレゼントが届けられる

『まだかな…？もうくるかな？』

期待と興奮の中　眠りに落ちる

今夜だけは、どうか素敵な夢を見せて

明くる朝

夢にまで見た　憧れのサンタさん

ぼくの（わたしの）おうちには来なかった

でも、あの子の家には来たみたい

ぼくが（わたしが）　悪い子だったから？

クラスの皆んなに馬鹿にされた

お前の家が貧乏だからだって

先生は何も言わなかった

目を逸らして、関わりたくないようだった

ぼろぼろとこぼれ落ちる涙が止められなかった

お父さん（お母さん）は気にも止めなかった

あの日の夕食は今でも忘れられない

またひとつ、心に傷を増やして

空っぽな大人になっていく

『ぼくはちがう（わたしもちがう）』

心の閉鎖空間　ISOLATION

産まれた環境　親ガチャ

不平等　運命のイタズラに

打ちのめされた思い

そんな事情など知る由もなく

街に溢れる　Xmas Song

大人になった今でも

このメロディを耳にすると

一瞬、言葉を失ってしまう

あの日、感情に身を任せなかった事は

子供だったからじゃない

大人だったからでもない

その答えは今も分からない

でも、あの日、あの時、あの場所で

何かを起こしていたとしたら

今のぼくは（わたしは）存在しない

きみと（あなたと）出逢えていない

BUTTERFLY EFFECT

心の中に確かに潜む

ぼくだけの（わたしだけの）隠し事

瞼を開ければ目の前には最愛の家族

今夜はぼくが（わたしが）サンタクロース

愛と優しさの詰まった　大切なプレゼント

あんな思いは二度とさせやしない

自虐と偏見めいた　秘密のプレゼント