歌詞

浅くなっていく鼓動

嘘を隠した背中も小さくなって

浅ましいほどに心の中を濡らしていく雨

傘も持たずに歩いていく道

水溜まりに広がる鼓動をまた掬い上げて

息を切らしたまま叫ぶよ ねえ 叫ぶよ このまま

声を枯らしたまま歌うよ 歌うよ 君のこと

朝日が昇るまで言葉の海を掻き分け泳いでいく

朝焼けの影を目でなぞってはふと逸らしてしまう

ひだまりの中を彷徨っているうちに

光に遮られてぼやけてしまうけど

瞳を開けたまま探すよ ねえ 探すよ このまま

瞬きをしながら潤して 潤して 何度でも

冷たい風が頬を撫でる度

まだ熱を帯びていることを思い知るから

息を切らしたまま叫ぶよ ねえ 叫ぶよ このまま

声を枯らしたまま歌うよ 歌うよ 君のことを

どんなに微かな鼓動も震わせて心の音よ響け