

短冊に願いを書いてたあの日
ただ叶えばいいと それだけだった
誰かを好きになるって
どこか遠い星の話みたいで
織姫と彦星の話を知って
仕事を忘れて恋?なんて思った
僕には まだ分からなかった
誰かを強く想うってことが
だけどあの日 星が動いた
君の音が僕の 心を打ち抜いて
胸の奥の 何かが弾けた
あれが恋と呼ばれるものなら
僕は今 やっと人になれた
「好き」なんて言葉 持ってなかった
人との距離に 境界線を引いてた
だけど君の奏でる旋律が
その線を そっと越えてきた
戸惑う僕に 君は笑った
ぎこちなささえ 愛おしいって
優しく差し出す その手が
世界の色を変えていったんだ
ねぇ こんな気持ち知らなかったよ
君の この声が僕の地図を塗り替える
震えるような はじめての想い
不器用な僕を見つけてくれた
君がいた だから僕は恋を知った
音だけを信じてた君と
誰も信じなかった僕が
出会ってしまった それが運命なら
神様だって 微笑むだろう
そして今 夜空に願う
「また君と会えますように」なんていらない
君はここにいて 僕の隣にいて
ひとつの空に ふたつの星が
静かに 輝き始めた
- 作詞者
MILIGORI
- 作曲者
MILIGORI
- プロデューサー
MILIGORI
- マスタリングエンジニア
MILIGORI
- グラフィックデザイン
MILIGORI
- ドラム
MILIGORI
- キーボード
MILIGORI
- シンセサイザー
MILIGORI
- ボーカル
MILIGORI

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リマレンス -織姫と彦星-
MILIGORI
MILIGORIは、大切な人との記憶や感情を丁寧にすくい上げ、それを音と言葉で編み直す個人レーベル。
楽曲は、家族や友人、過ぎ去った時間から生まれた実感のある言葉たち。そこには誰もが感じたことのある心の景色が息づいている。
シンプルだけどまっすぐ、あたたかいけどどこか胸を打つ。そんな音楽を通して、聴く人の記憶にもそっと寄り添うような存在を目指している。
彼らの音楽は、日々に潜むささやかな奇跡を見逃さない。だからこそ、強いインパクトよりも静かな余韻と共感の波を、リスナーに届ける。



