Lyric

生き死にを繰り返し

辿り着いた街の

真ん中に聳え立つ

巨大なる母神像は

赤子である私の

首飾りを握りしめて

背景に在存する

大小の宇宙さえも

総てを閉じ込めた

碧く澄んだ瞳

空を翔ける鷹の目に映る

大海のミクロ

土に潜るミミズの

粘膜に宿るマクロ

様々な粒子に均等する

サイクルをリサイズ

顕微鏡の中確認する

大小の宇宙さえも

総てを閉じ込めた

碧く澄んだ瞳

総てを閉じ込めた

碧く澄んだ瞳

この胸に受けし命

タマシイは

何人も此処から生まれ

タマシイは

孤立へ向かう死への恐怖

タマシイは？

何処へ行く何処へ向かう

タマシイは？

僕達は何の為に

この地に生まれてきたのか

僕達は何故出会い

別れを繰り返すの

Mother

寝ぼけ眼虚な意識の中

薄く目を開ければ

あなたがそっとやさしく

かけてくれた布団のぬくもりに

孤独に彷徨うこの魂さえ

誰かの為に捧げよう

あなたがくれたこのやさしさを

誰かの為に捧げよう