Motherのジャケット写真

歌詞

海月

COCK ROACH

解体されてゆく

ゆっくりと砂に埋まる

街を眺めている

丘で君と二人

失うものも無く

もう失うものも無く

大きな木の下で

泥だらけで二人

海月が大きくなる

街はもう消えている

空蝉風に転がる

透明で無抵抗に

いつからか僕等は

万物の掟に触れ

魂の居場所さえも

この星から逃してた

ただ夜を越すだけの命

ただ朝を待つだけの命

ねえ人はどうして命を紡いでゆくの?

ねえ人はどうして命を絶やそうとするの?

海月みたいに夜が薄くなってく

海月が眠る頃それでも陽は昇る

朝靄が晴れたら

君は少しだけ笑って

伸ばした手と手が

そっと触れたなら

これが僕の温度だって

これが君の鼓動だって

これが人間の血の通った

脈動だって

こんな美しい景色を

映し昇りゆく朝陽が

乱反射する君の瞳に

銀色の雫を落とした

雫が落ちたその地には

枯れた砂漠の果て無き地

足元に落ちた雫が

地平線まで花園に変えた

こんな時代のこの星にも

たまにはこんな奇跡が起こるから

人は人を

人は人を

愛せる様にできていたんだ。

  • 作詞者

    遠藤 仁平

  • 作曲者

    遠藤 仁平

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アーティスト情報

黒虫芸術

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