歌詞

またそんな不安な顔して

「私なんか」って笑うけど

そうじゃないんだって

ぶら下げた二つの影法師と

同じシャンプーの匂い

それだけのこと

君と生きていたい

正しい事さえも

分からないこの場所で

一筆書きで描いた願い

答えは君だった

君の憂鬱や悲しみは

一つ残らず僕が武器にする

代わりばんこに顔を出す

「ありがとう」と「がんばれ」

優しい季節が似合う人

ずっと側にいてメラルーカ

寒がりな君のため

この手は温めておくよ

絡まった糸を解くのは

あなたの左手

もう私、私じゃないみたい

移った口癖も、好きな歌も

その笑い方も

あなたの呼吸の真似をしてる

ぶら下がった夕暮れ

笑い方も忘れたそんな日は

お腹を空かせて帰っておいで

肩落とすその背中には

音のないファンファーレ

可愛い季節が似合う人

ちょっと頼りないメラルーカ

強がりなあなたのため

この手は離さないからね

君から届いた幸せは

一つ残らず僕が歌にして

上手じゃないけど歌うから

そんな顔すんなって

あなたを見つけたこの場所に

もう哀しい理由は見当たらない

代わりばんこに顔を出す

愛しい二つの影

優しい季節が似合う人

ずっと側にいてメラルーカ

寒がりな君のため

この手は温めておくよ

強がりなあなたのため

この手は温めてもう離さないよ

メラルーカ