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本楽曲は、「どうでもいい」という言葉を反復することで、感情の麻痺と自己防衛の構造を描写した作品である。
くだらない思考の反芻、誤りへの自覚、そして制御不能な涙。
それらは本来処理されるべき感情であるが、本作ではあえて音圧過多・意図的なクリッピング・歪曲処理によって未処理のまま提示される。
Hyper Flip的な反転構造を持つビートと、Dariacoreに近似する断片的・過剰圧縮的音響設計により、感情は整えられることなく増幅される。
音割れは演出的誇張ではなく、抑制に失敗した内面の直接的な出力である。
「どうでもいい」という言葉の反復は諦念の宣言ではない。
それはむしろ、断絶を回避するための防衛的言語である。
「君の好きな音を流してよ」という一節は、拒絶と依存が同時に存在する矛盾を示している。
耳を塞ぐための音楽でありながら、同時に他者を求める音楽でもある。
本作は、過圧縮されたポップフォーマットの内部で、感情が破綻していく過程そのものを提示する試みである。