Three Starsのジャケット写真

歌詞

君のとなり

鈴木恵介

茜色した空の下 手を繋ぎ 歩いた

歩道に伸びた凸凹の 影見て 笑った

こんな景色が 遠い過去も あったような

あちらこちらに散らばっている 小さな 希望の種

幸せに鈍感な僕に 教えて くれたね

どんなときでも 真っ直ぐに 向き合ってくれた

ずっと ずっと 君のとなりに いられたらいいなって

そんな そんな 夢物語を ぐっと 胸の奥に 閉じ込めたんだ

泡のように消えてく日々は 戻りはしないから

昨日の君に会うことも できない わかってる

あらゆるものは 変わりゆく この世界で

ずっと ずっと 君のとなりに いるわけにいかない

きっと きっと 不安を抱えて 一歩を踏み出そうと している

やがては僕にも触れられない 君だけの価値観ができて

譲れないもののひとつくらい 出てくるのだろう

小さかった手がすり抜けて たとえとなりにいなくなっても

心のずっと深いところで 繋がっているから

  • 作詞者

    鈴木恵介

  • 作曲者

    鈴木恵介

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聴いてくれるすべての人に三ツ星評価をいただけるような作品を…

作詞、作曲、編曲、プログラミング、ボーカル、各種楽器演奏、レコーディング、ミックス、マスタリング、プロデュース…といったすべての工程を自身ひとりで行う。
しかし音楽はあくまで趣味の一環で、本業は大手企業のITエンジニア。

そんな異色のミュージシャンは過去にも2枚オリジナルフルアルバムを自主制作している。
2005年に1stオリジナルフルアルバム「egoism」
2012年に2ndオリジナルフルアルバム「Music Magic」
そして前作からなんと12年ぶりとなる3rdオリジナルフルアルバム「Three Stars」がついに完成した。

人生をかけた3部作のラストと位置付ける本作。

前作から12年ぶりということで、音楽に関しては長期間のブランクがあったというが、様々な人生経験を積んだからこそ表現できる音や言葉がこの作品には詰まっている。

ITエンジニアとしての業務の傍ら、長い期間をかけて自身ひとりで12曲もの作品を作り上げたことは、気が遠くなる程大変だったことだろう。
だが音楽を「仕事」にしなかったからこそ、生まれた作品であるともいえる。

今回の作品もそれぞれの曲で毛色がかなり異なるが、全体を通して受けた印象は、サウンドが「ロック」であること。
もちろん本作も曲中にピアノやキーボード、ストリングスといった打ち込みの音は出てくるものの、自身が演奏するギターやベースの音の存在感が際立っている。

曲ごとの解説は差し控えるが、歌詞のテーマも人間の醜さ、不安定な社会、人生の儚さ、様々な形の愛といったように多岐に渡る。
胸を打たれるような曲が必ず1曲はあるはずだ。

この作品があなたにとって最強のアイテムとなることだろう。

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