Summer Front Cover

Lyric

Summer

FAT TUESDAY

このままどこまででも

行けそうな気がしてた

空さえ飛べるような

僕らの世界になった

蒸し暑さにかいた汗を手の甲で拭う

旗めいた裾と靡いた髪の毛

肩で風を切り走る

夏がここにたしかにあるんだ

うつむく陽を横目に見た

すぐに溶けてしまうアイスと

ティーシャツが張り付く背中

全てを手にした刹那

夕暮れ染められていく

この街は僕らごと

もう二度と誰の手にも

帰らない過去に過ぎる

木々の静かなざわめきが

響いて遠のく

僕らの声だけ聞こえる世界を

閉じ込めてしまおうか

夏がここにたしかにあるんだ

僕らだけは終わりのない

始まりを手に入れたから

恐れはまだ知らないまま

憧れを抱いたまま

夜の訪れを知らせる

変わりゆく色の跡が

やけに綺麗に光った

  • Lyricist

    maity

  • Composer

    FAT TUESDAY

Summer Front Cover

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