Lyric

誰かの常識の中で生きてきた

他人の顔色ばかり窺って

ずっと笑ってごまかしてきた

意気地ない心に気づきたくなくて

どんなことでも頷いてきた

優しい人だと思われたくて

本音を心に閉じ込めてきた

誰かに嫌われるのが怖くて

臆病で弱虫な

頼りない僕だけど

誰かを救うヒーローになりたくて

僕はアイツみたいに強くはないけど

強敵にも足が竦んでしまうけど

今は弱くてもいい

脆くてもいい

醜くてもいい

始まりの一歩を踏み出して

誰かの陰で怯え逃げてきた

自分じゃできないって決めつけて

波風立てずに息潜んできた

自分を信じることが怖くて

三文小説みたいな

つまらない日々に

終わりを告げたいなら

踏み出して

僕はアイツみたいに強くはないけど

天賦の才能なんて持ってはいないけど

沢山躓いて転んでも

起き上がればいい

憧れた未来を信じぬいて

モブキャラみたい冴えない人生なんて

諦めて全て捨てかけてた

『君はヒーローに絶対なれるさ』

その言葉で立ち上がれたんだ

僕はアイツみたいに強くはないけど

強敵にも足が竦んでしまうけど

今は弱くてもいい

脆くてもいい

醜くてもいい

始まりの一歩を踏み出して

小さな勇気を握りしめ