歌詞

いつも周りを気にして

間違わないようにして

何かに怯えて生きている

ふと耳に届いた声が

自分のことのようで

心がくしゃりと音を立てた

紙の心　弱くて

すぐくしゃくしゃと丸まる

ひび割れた鏡のようなそれは

ずっと消えずに残り続ける

みんなどこかに弱さを

隠したまま笑っていて

耐えれず静かに消えていく

手を伸ばすこともできない

自分がもどかしくて

心がくしゃりと音を立てた

紙の心　やさしく

すべてを包みこんでいく

１ミリにも満たない厚さでも

きっとぬくもりにはなれるはず

ガラスのように綺麗な心ではないけれど

はがねのような強さはない心だけれど

紙の心　弱さと

やさしさをあわせ持つもの

くしゃくしゃと姿を変えるこころは

ぜったい何よりも強いから