歌詞

神様いったいどういうつもり

スピリチュアルの分際で生意気

弓は切れ長　やりきれないまま

つがえた怒りは真っ直ぐに

明けない夜云々聞かされては

恩着せがましく陽が昇る

信じたところで救われない

「非力ナ教祖デ御免ナサイ」

愛着ぶった臆病を　財産面した苦しみを

呑気に恨めりゃまだ楽なのにな

私に何を求めるの

清廉潔白　がんじがらめじゃ感じない

正しい価値を手放して

せいぜい気高く　至極図太く節操なく歩いてゆけ

遡る鶏と卵　それは物心と綺麗事

心を探れば探るほど

全ての辻褄　痛いほど

ほんの違和感　紐解いた途端

他でもない私を形作る

手と手を繋いで嘲笑う

「後ロノ正面　オ前ダヨ」

どこ向いたって口を開けた鋏のようで

繋ぎ止める唯一の蜘蛛の糸をあてがうようで

鏡に何を怯えるの

正々堂々　向かい合えたら訳はない

騙し騙しと分かっても

てんで使えやしない「清く正しく美しく」

まだ縋ってる

私は何を求めるの

清廉潔白　がんじがらめじゃ感じない

祈りに代えて引き絞れ

せいぜい気高く　至極図太く節操なく歩いてゆけ

逆らえなかった初期設定

宗教じみた固定観念

信仰は二の次　生きる糸口

ひくついた中指に正直に

鏡は変わらず付き纏う

頭の片隅ちらついてる

その一筋縄断ち切って

ほら最悪以外の方法で