大人のふりしたって
乙女のふりしたって
明ける夜は また一人だ
継ぎ接ぎなロマンスは
もう終わりにしようよ
カフェで気がついた
きっとスイートはビター
ビターはスイートを反芻してるの
染め上げた金の蘭
林檎みたい赤い便
紙に流れる声 体を伝い
153 遡る
想いには未だに封
夏の匂い 酔い宵 鴎外をめくる
遠くで鳴った雷を
曇りガラス越しに聴いた
当たるまでは まだあると
懲りず立て続けてる避雷針
自分じゃない熱で
季節を測る
切なさは風来坊
タップして光る 画面 雨催い
益荒男な内と手弱女な外
付和雷同 実を残していつも寂しくなる
遠くで鳴った雷を
曇りガラス越しに聴いた
当たるまでは まだあると
懲りず立て続けてる避雷針
落ちるまでは私 モノクロ
どんなに染め装っても
月明かり頼り声にする
“Ich mag dich”向かう先は天井
大人のふりしたって
乙女のふりしたって
明ける夜は まだ一人だ
今日か明日には降るから
近づいた遠雷を理由に
降り始めた 好きの雨
ビターでもスイートでもいいよ
瞬間の光でもいいから
ありきたりで古い言の葉も
あなたの声通すだけで
初めて に色付くからさ
この気持ち きっと丈夫な織り
- Lyricist
Nagi Amagasa
- Composer
Nagi Amagasa, Kyon Kyon
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