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歌詞

澄み渡れよ、悲しみ

KOUSUKE SAEKI

胸の奥の奥の方 澄み渡れよ悲しみ

これはきっと僕の業 下手に初心な魂

誰かが離れていく 別れ方は慣れたか?

未だダメだなぁ 嫌に空は晴れ渡る

いつか話していた約束や

描いてた明日も

下手くそな着色で台無しにしてしまった

全部僕のせい なんて自棄になった奥の手

今の赦し得るために思い出捨てた欲ボケ

永遠は忘却 あるいは悪い冗談

"変わらないもの"なんてもはや"ない"に等しい

一拍の鼓動がこの体に送る命

いつか消えてなくなるって思う故に愛しくなる

何か残せないか ここに居た証に

進み続けなくちゃいけないなら なにか形に

指先が届くとこ 視界覆う朝霧

胸の奥の奥の方 澄み渡れよ悲しみ

失くしたものが

なにかさえ忘れてしまうのなら

ここからも見えるように

遠く 深く 澄み渡れよ 悲しみ

言葉たちの事ばかりを考えてた物語

今はどの辺り? なぜか記憶が戻らない

きっと擦り減らした感情や消費した感動

その中に紛れて流れ出していってしまった

とうに底をついた初期衝動

非常灯の緑色に導かれ時間と鬼ごっこ

がらんどうの脳じゃなにも出来ず

まるで赤ん坊のように泣き喚くだけ

せめてなにか手伝え

壊れて 欠けて かすれた 無能すぎる心に

声をかけて助けたい 不慣れで野暮な男気

もはや恐ろしいよ そんな子供じみた物腰

その時 その場しのぎ 思いつきの施し

小賢しい誤魔化しじゃお互いにおざなりさ

どうぞお構いなく 無干渉で不感症

それでも今日も眠る僕を照らす朝陽に

胸の奥の奥の方 澄み渡れよ悲しみ

失くしたものが

なにかさえ忘れてしまうのなら

ここからも見えるように

遠く 深く 澄み渡れよ 悲しみ

濁っていく喜び 凝り固まった怒り

楽しさは使い捨てさ すでに下りた碇

思い出なんて補正ありき 宙に浮いた黙示録

変わり果てた感情など頼るな 加速しろ

捨てて 捨てて 失くして 軽くなった分

また出会い別れ重ねて 深くなったブルー

変わらない事はたったいっこ それを探しに

胸の奥の奥の方 澄み渡れよ悲しみ

失くしたものが

なにかさえ忘れてしまうのなら

ここからも見えるように

遠く 深く 澄み渡れってくれ

そして失くしたものは

二度と戻らないものだとしたら

ここからも見えるように

蒼く 蒼く 澄み渡れよ 悲しみ

  • 作詞

    KOUSUKE SAEKI

  • 作曲

    KOUSUKE SAEKI

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アーティスト情報

YEBIS ODDS Records

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