Lyric

朱に染まる夕闇の淵、誰かの視線が

滲む景色、光る水面、サァ此方へと手招き

いつも見てる　僕を見てる

「交代シヨウカ？」

本当はそうさ、何もわからない

僕は今何処にいる？

涼しげな表情　何事もない振りで

今日も笑える　そういったもんなんだろ？

知らない心の行き場　あてもなく彷徨えば

何方にも成りきれない迷子の子犬が通りゃんせ

誰もいない世界で無垢のまま終わらせて

何者にも成れない　僕の事には触れないで

なぜ生まれた意味求めるの？

なぜ僕らは繋がりたいの？

見せたい見せたくない心の裏側

揺れて揺らめいて　また渇いてく

白い仮面の裏は黒く濡れた幻想

どれも選べないまま明日に描くは愛想歌

誰も知らない正解を押しつけて嘲笑う

流されていくままに　全て愛そうか？

「寂しいだけでしょ？」

そう言うならそうなのかも

今日も暮れてく　透明な僕の日常

知らない心の行き場　あてもなく彷徨えば

何方にも成りきれない迷子の子犬が通りゃんせ

誰もいない世界で無垢のまま終わらせて

何者にも成れない　僕は、僕はもう消えようか