歌詞

ねぇあの夢の続きみたいに

心が少し置き去りで

うまく笑えない朝にさえ

君の気配が灯を点けた

駅前の雑踏が持つリズム

世界の鼓動をなぞってる

ふと立ち止まるたびに

まだ知らない私と目が合う

未来はたぶん今日の私が

選ばなかった方角にも綿密に続いていて

そのどれもが本当は

私の一部だったのかもしれない

ならば今をどう紡ぐ？

点と点のままじゃ終われないから

静かに息を吸い込んで明日を染めにいく

拾い上げた失敗は

紙のように薄くて柔らかくて

折りたためば小さな

祈りの船にも変わると気づいた

くすんだ記憶の端っこから

まだ名のない感情が手を振る

遠回りした跡が

地図より正確に私を示すんだ

ねぇ過去の私がこぼした声が

今も耳の奥で

形作り揺れては

重なり輪郭を示す

「正しさ」より「選ぶ勇気」が

未来に最初の色を付ける

未来はたぶん今日の私が

選ばなかった方角にも綿密に続いていて

そのどれもが本当は

私の一部だったのかもしれない

ならば今をどう紡ぐ？

点と点のままじゃ終われないから

静かに息を吸い込んで

ほら、誰もいない道でも

影が先に歩き出して

その向こうで手招きしている

揺れる鼓動がオレンジ色の余韻を残して

頼りない希望でさえ

ちゃんと私の光だと教えてくれる

誰もいない道でも

影が先に歩き出して

その向こうで手招きしている

揺れる鼓動がオレンジ色の余韻を残して

頼りない希望でさえ

ちゃんと私の光だと教えてくれる

ここからまた見たことのない

私へ向かうんだ