

街路灯の
錆びついた柱も
やがて夕暮れ過ぎて
長い影を落とす
帰ろうよ
夕飯が待ってるよ
熱の残った舗道
みんな駆けていくよ
楽しい時間は今日も
少しだけ溢れすぎる
曖昧なさよならを伝えて行くよ
もうどれくらいの昔から
見慣れた風景の絵の中に
必ず日が沈み
それぞれの大切な
毎日が過ぎてるの
立ち止まり考える
あなたと見た夕焼けの町
ひとつ灯りが点り
やがて風が戻る
あとどれくらい変わりなく
あなたが映り込むこの風景に
暮らし続けて
いつ夕闇とともに
それは戻ってこなくなるんだろう
それからどれくらい
あなたのいない
退屈でありふれた風景の絵の中で
ひとりでも長くて短い毎日が
ただ過ぎ去って行くの
立ち止まり考えたりしてる
空の血の色が消えてなくなるまで
- 作詞者
森分福
- 作曲者
森分福
- マスタリングエンジニア
佐藤まさたか(DOTs DOUND)
- グラフィックデザイン
田村未央
- ギター
森分福
- ベースギター
森分福
- ボーカル
anrihan
- バックグラウンドボーカル
anrihan
- ソングライター
森分福
- プログラミング
森分福

森分福 の“家路 (feat. anrihan)”を
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- 1
いつかの笑顔 (feat. マスダアミ)
森分福
- 2
ブレス (feat. シガキマサキ)
森分福
- 3
対角線 (feat. ダイチュウ & マスダアミ)
森分福
- 4
気絶! (feat. サマリー)
森分福
- ⚫︎
家路 (feat. anrihan)
森分福
- 6
いつもは笑顔 (インタールード)
森分福
- 7
ハンティン・ワールド (feat. H.W.を歌おう会)
森分福
- 8
始発便 (feat. じゆん)
森分福
- 9
錠剤 (feat. 竹財來良)
森分福
- 10
笑顔 -年忌- (feat. 友紀)
森分福
- 11
街並み (feat. ニジオカミライ)
森分福
熊本在住の音楽愛好家、森分福による2枚目のアルバムです。1枚目「おもいの軸足」に引き続き、各曲にゲストボーカルを迎える形で全11曲の「顔」についての曲集になっています。
いつか見た笑顔(#01"いつかの笑顔")
呼吸の苦しそうな顔(#02"ブレス")
遠くに見える顔(#03"対角線")
どうしても見たい顔(#04"気絶!")
いつか見えなくなる顔(#05"家路”)
笑えなくなった顔(#06"いつもは笑顔")
邪な気持ちを隠した顔(#07"ハンティン・ワールド")
すれ違う街の人の顔(#08"始発便")
無理に作った顔(#09"錠剤")
昔の知人の顔(#10"笑顔")
なんとか上を向いた顔(#11"街並み")
というように、タイトル通りでなく、頭に浮かんだのは幸せそうな笑い顔ばかりではありませんでした。笑顔はあくまで誰かのインターフェースからのアウトプット、それが何を意味するのかは、どうやらその都度しっかり考えないといけないようです。
アーティスト情報
森分福
森分福 [もりぶんぷく] 1973年生まれ。 (作詞/作曲/編曲、ギター/ベース/プログラミング等) どこにでもいる市井の音楽愛好家です。長く熊本に住み、アマチュアバンド・ソングサイクルのメンバーとしてマイペースに活動しています。ふと(でもないですが)思い立ち、30年作りためたモチーフを形にすることにしました。これまでの活動で知り合った友人たちが歌い、撮り、彩ってくれました。 皆さんの暮らしのなにかしら足しになるような"ポピュラー・ミュージック"がいつか作れたらいいな、と考えたりしています。 当面は「足」「顔」「手」の3枚のアルバムを自主制作にて構想中。
森分福の他のリリース
anrihan
MBPK Recordings