いつかの笑顔のジャケット写真

歌詞

始発便 (feat. じゆん)

森分福

時計の音だけ聞いてる夜更けに

常夜灯睨んだままで

かなしい気持ちが不意に萎えていく

行き先をひとつ思い出す

流れの淀んだ時間はにわかに

動きはじめたよう

背中を伸ばして支度を済ませて

用意はいい?

気が変わらないうちに

遠く懐かしいあの街まで

バスに乗り込んで行きましょう

あの人に会える気がするよ

バスを乗り継いで行きましょう

遠い所へ出掛けると決めた

夜が白んできた

街の姿を想像しながら

鍵を閉めて

コートを握りしめて

遠く懐かしいあの街まで

バスに乗り込んで行きましょう

霧が晴れたら通りも見える

景色楽しんでいきましょう

朝の寒さに凍えないように

ポケットに手を入れて

躓かないように転ばないように

気をつけてね

恥ずかしい独り言

遠く懐かしいあの街まで

バスに乗り込んで行きましょう

あの人の住んでいた街へ

約束果たしに行きましょう

遠く懐かしいあの街まで

バスに乗り込んで行きましょう

あの人はもういないけれど

バスを乗り継いで行きましょう

みんなも白い息吐いてるよ

  • 作詞者

    森分福

  • 作曲者

    森分福

  • マスタリングエンジニア

    佐藤まさたか(DOTs DOUND)

  • グラフィックデザイン

    田村未央

  • ギター

    森分福

  • ベースギター

    森分福

  • ボーカル

    じゆん

  • バックグラウンドボーカル

    じゆん

  • ソングライター

    森分福

  • プログラミング

    森分福

  • ベル

    森分福

いつかの笑顔のジャケット写真

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熊本在住の音楽愛好家、森分福による2枚目のアルバムです。1枚目「おもいの軸足」に引き続き、各曲にゲストボーカルを迎える形で全11曲の「顔」についての曲集になっています。

いつか見た笑顔(#01"いつかの笑顔")
呼吸の苦しそうな顔(#02"ブレス")
遠くに見える顔(#03"対角線")
どうしても見たい顔(#04"気絶!")
いつか見えなくなる顔(#05"家路”)
笑えなくなった顔(#06"いつもは笑顔")
邪な気持ちを隠した顔(#07"ハンティン・ワールド")
すれ違う街の人の顔(#08"始発便")
無理に作った顔(#09"錠剤")
昔の知人の顔(#10"笑顔")
なんとか上を向いた顔(#11"街並み")

というように、タイトル通りでなく、頭に浮かんだのは幸せそうな笑い顔ばかりではありませんでした。笑顔はあくまで誰かのインターフェースからのアウトプット、それが何を意味するのかは、どうやらその都度しっかり考えないといけないようです。

アーティスト情報

  • 森分福

    森分福 [もりぶんぷく] 1973年生まれ。 (作詞/作曲/編曲、ギター/ベース/プログラミング等) どこにでもいる市井の音楽愛好家です。長く熊本に住み、アマチュアバンド・ソングサイクルのメンバーとしてマイペースに活動しています。ふと(でもないですが)思い立ち、30年作りためたモチーフを形にすることにしました。これまでの活動で知り合った友人たちが歌い、撮り、彩ってくれました。 皆さんの暮らしのなにかしら足しになるような"ポピュラー・ミュージック"がいつか作れたらいいな、と考えたりしています。 当面は「足」「顔」「手」の3枚のアルバムを自主制作にて構想中。

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    森分福の他のリリース
  • じゆん

MBPK Recordings

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